◇7月の出来高=226万枚 4取引所が前月下回る
前月比プラスは一般大豆・金ミニの3商品
◇“めらの目”ロシアの酷暑、小麦相場を押し上げ
◇“先物寸言”なにくそ不招請勧誘
◆くのっく365=7月は881万枚の微増
◆行政処分=サンワード8日、フジトミ4日の業務停止
◆ドットコモディティ 海外16商品の取引開始
◆2010年夏 投資家心理を探る
◆第一商品 黒字転換 経常黒字3億3700万円
◆“先物文化”芸術は投資家を育てるか
◆農水省=商品取引監理官に野津山氏
◆“アングル”
・小麦、ロシアの干ばつで、1973年以来の月間上昇率
・小麦高騰、ベテラントレーダーには強い既視感
─お知らせ─
編集の都合ににより、8月16日付を休刊します。
次号は8月23日付の発行となりますので、ご了承下さい
7月の出来高=226万枚 4取引所が前月下回る
前月比プラスは一般大豆・金ミニの3商品
日本商品清算機構は30日、7月の全国商品取引所・出来高速報を発表した。
4取引所合計の出来高は226万4935枚、前月比6.86%減で、2ヵ月連続で前月を下回った。市場全体に気迷いムードが充満し、冴えない動きに終始した結果、出来高面で前月を上回ったのは東京穀物商品取引所の一般大豆、東京工業品取引所の金・金ミ二の3商品だけという寂しさだった。
取引所別にみると、東京工業品取引所の市場シェアーが90%台にのせ寡占状態にあるが、1日平均出来高が10万枚を割り込むなど全体に元気がない。人気トップ商品の金は市場シェアー41%台にのせ、2位白金の15%を大きく引き離しているが、出来高は2ヵ月続いて100万枚の大台を割り込んだ。金に次ぐ商品の台頭を期待されているが白金は前月比9.6%減の34万枚、ガソリンが同10.3%減の21.9万枚、ゴムが同25%減の21.9万枚と振るわなかった。7月末の取組高は前月末から1万4486枚減らして29万7405枚に。金、白金、ガソリンの減少が目立った。
東京穀物商品取引所は一般大豆が前月比9%増と健闘しているかにみえるが出来高は6.8万枚と精彩を欠いている。前年同月は一般大豆だけでも25万枚の出来高があった。この出来高の落ち込みが東穀取の存在を脅かしている。悪いといわれた前年同月の半分に満たない取引実績では経営コスト維持も難しい。東穀取の2枚看板であったもう一つの商品とうもろこしの出来高減少にも歯止めがかからず前月比16%減の6.2万枚。小豆、粗糖、コーヒーも出来高を落とした。
中部大阪商品取引所は来年1月をもって取引停止を宣言して以来、ポジション整理の取引が先行し前月比25%近くも出来高を落とした。前年同月比では75%減と顧客の市場離れが顕著になっている。
関西商品取引所は前月比2.56%減で、出来高は5000枚を割った。
◇7月の取引所別出来高 |
| 取引所 | 出来高(枚) | 前月比(%) | 本年累計(枚) | 前年比(%) |
東穀取 | 165,825 | 91.68 | 1,478,668 | 45.91 |
関西取 | 4,955 | 97.44 | 34,249 | 74.56 |
中大取 | 47,791 | 75.75 | 615,226 | 59.68 |
東工取 | 2,046,364 | 93.75 | 16,884,179 | 100.10 |
合 計 | 2,264,935 | 93.14 | 19,012,322 | 89.68 |
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