平成22年 5月10日(月)(毎週月曜日発行)第1038号
      発行所 有限会社 先物ジャーナル社
      発行・編集人 高橋 伸幸
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日本テクノシステム


 
◇4月出来高=287万枚 
   前月比13.5%増だが、まだ水面下の攻防続く
“めらの目”「事前検討怠った投資家に同情の余地なし」…
“先物寸言”情報のすべて公表を
◆株式版「くりっく365」 金融取が9月に上場予定
◆先物協会=不招請勧誘について意見交換
◆人事異動 日本商品先物取引協会
◆“アングル”
 ・世界経済不安、銅を7000ドル割れに追い込む
 ・CME、チーズ先物開始へ


4月出来高=287万枚
前月比13.5%増だが、まだ水面下の攻防続く
   
 新年度入りした4月の出来高に関心が集まっていた。3月がワースト記録並みの低水準に甘んじたため、先行きを占う意味でも何とか浮上のきっかけを掴みたい、そんな思いが強く表れていたのではなかったろうか。結果は、3ヵ月連続の前月比マイナスは何とか留まったが、決して楽観できる数字ではなかった。業界回復の決め手は穀物市場が握っているように思えるのだが……
  
 日本商品清算機構が30日発表した全国商品取引所の4月出来高は287万5124枚、前月比13.52%増であった。
 取引所別では関西商品取引所を除く3取引所が前月比プラスに転じ、3ヵ月振りに280万枚台を回復したが、1月の311万枚には遠く及ばなかった。東京穀物商品取引所は一般大豆が前月比5割増となったが、粗糖が5割減となるなど銘柄間にばらつきがあり全体の伸びを欠いた。前年同月比で58%減と最も落ち込みが大きく、全体の足を引っ張る格好となった。
 東京工業品取引所は銀を除く全ての商品が前月比10〜20%強の出来高増となり、バランスのよい伸びを見せている。唯一前年同月比ベースでプラス(2.8%増)をみせた。中部大阪商品取引所は金の不振もあって2ヵ月連続で10万枚の大台割れとなった。
 商品別では、東京金が100万枚の大台を回復し、市場シェアー36%を維持し断トツの人気商品であることは変わらないが、取組高が10万枚を割り込む場面も多く見られ、そところのパワーを感じられないことは気になる。期近の急騰劇を演じたゴムは前月比13.6%増となり30万枚台を回復した。日経東工取商品指数も順調に伸びて前月比2倍の2.3万枚に出来高を増やした。
 商品別ランキングでは、東工取の金、白金、ゴムが市場シェアー10%強で人気3銘柄となっている。次いでガソリン、金ミニ、灯油の東工取銘柄が続き、東穀取の一般大豆までが月間出来高10万枚を記録した。
◇4月の取引所別出来高
取引所出来高(枚)前月比(%)本年累計(枚)前年同月比(%)
東穀取
239,648
103.66
951,489
57.11
関西取
4,749
85.80
19,814
63.95
中大取
97,873
100.92
425,211
80.67
東工取
2,532,854
115.18
9,868,248
92.68
合 計
2,875,124
113.52
11,264,762
87.50
 (2010年5月10日―第1038号)
              

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