平成22年 2月15日(月)(毎週月曜日発行)第1026号
      発行所 有限会社 先物ジャーナル社
      発行・編集人 高橋 伸幸
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3−7−13−503
TEL 03-3668-3450 FAX 03-5695-1686
購読料・月2,310円 年27,300円(税込み


日本テクノシステム


 
◇ハローCX=500万円を85億円に増やす
   主婦が粗糖取引でトップに輝く オムニコのバーチャルCX
◇“めらの目”金ではなく銅が経済ガイド役
◇“先物寸言”金急落に思う
◆商品ファンド=12月の運用成績 トップはエース10
◆東工取連動型ETF、15日に上場記念式典
◆決算短信=10年3月期第3四半期決算
 ・第一商品 ・フジトミ ・エース交易
◆“アングル”
 ・エルニーニョ後退とともに商品価格変化
 ・中国ファンド、石油と金ETFに投資


ハローCX=500万円を85億円に増やす
主婦が粗糖取引でトップに輝く オムニコのバーチャルCX
  
 オムニコ(宍戸茂社長)は9日、昨年11月2日から3ヵ月間かけて競ってきた「バーチャルCXグランプリ」の表彰式を行った。会場は東京工業品取引所B1セミナールーム、上位入賞者や同時並行して行われたガチンコCXバトルに参加したタレント、取引所関係者などが出席、入賞者にはトヨタのプリウスなど豪華賞品が贈られた。

 取引参加者は806人
 オムニコのバーチャルCXに賛同して主催者に名を連ねた小学館・マネーポスト編集長、鈴木崇司氏は「1人でも多くの人にCXについて認知していただきたい」との思いから誌面でも取り上げてきたと挨拶、その思いは少なからず達成されたようだ。
 バーチャルCXに参加申し込みがあったのは4438人、実際に参加したのは806人であった。参加者の年齢は20〜40歳代が92.3%を占め、インターネット世代が中心となった。登録地域は首都圏(関東)の42.9%をはじめ全国各地に及ぶ。男女比は男性64.2%、女性35.8%。実際の取引参加者が20%未満に留まったのは「やってみたいが、売買の仕方など取引のやり方が分からないで二の足を踏んだ人がかなりいたものと思われる」(参加者の投資アドバイザーを務めたフィスココモディティ社長、近藤雅世氏)。

 売買手法を公開 デイトレは1分間に2回の注文
 バーチャルCXは元本500万円を3ヵ月間でどれだけ増やすことができるか競うもので、その結果、元金を増やした人が398人(49.4%)、減らした人408人(50.6%〉、手数料控除を考えると損得は半々といえる。
 元本を2倍以上に増やした人は100人に8人、10倍の5000万円以上にした人は200人に3人、1億円以上にした人は200人に1人の割合であった。
 取引銘柄は89%が金。期間中もっとも動いたのはプラチナ、ゴム、石油であったが、人気のある金が取組み易かったようだ。
 上位10人の取引手法は、10人中6人が1日平均1回程度の取引で、一番多く取引した人は1日平均404回というのもある。
 500万円を85億円に膨らませて優勝したハンドルネーム「まこ」さんは「最初は全く分からなかったので金に投資をしたが結果はよくなかった。年末年始にかけて粗糖が面白いと主人がいうので粗糖に賭けた。全額を粗糖一本に投資して、翌日利益を上乗せしてまた全額かけた。最後は小豆で2位の人との勝負にでた」という。リスク管理については「バーチャルなので、深くは考えなかった」のがよかったのかもしれない。
 51億円を儲けたが、おしくも2位になつた「Spalo」さんは「チャートを判断材料に短期売買に専念した。1分間に2回ぐらいの割合で商いをした」、リスク管理は「投資は勝ちか、負けか、引き分けしかないことを肝に銘じている」
 3億円超の利益をあげた3位の学生「ryo」さんは「投資は小学生のころから興味があり、大学に入って株式投資を少しやった。今回ははじめ金でスイング・トレードで行ったが、途中から日計りに方針転換し成功した」、リスク管理は「日計りルールを決め、それを守った。自分の考えと違ったことがでたら、迷わず損切りする」
 (2010年2月15日―第1026号)
              

inserted by FC2 system