|
東穀取がリストラに着手
これ以上の収支バランス悪化を阻止
東穀取の今年度の予算は1日平均出来高6.9万枚に設定したが、相場の乱高下や取組高の減少で1日平均出来高は3万枚前後、予算枚数の40%程度の達成率に落ち込んでいる。このまま推移すると09年3月期には10億円の赤字が必至と見られている。
@収入を増やす
市場振興や規制緩和で市場参加者を掘り起こす。そして安心して取引に参加できるミニ化商品を開発しザラバ市場に乗せる。ミニとうもろこし(取引単位10トン、ザラバ取引)、ミニ一般大豆(同10トン、板寄せ取引)が検討されているが、取引開始はザラバシステムの改修日程に合わせ12月早々の上場実現に向けて作業を急いでいる。
また収支悪化の一因ともいえるのが市場〈受託)会員の離脱。廃業等ですでに10社以上が脱退、JCCHの清算資格の切り上げで更に減少する懸念もある。当業者を中心に会員加入に動いている。
A支出の削減
支出は人件費、システム費、業務運営費の3部門からなるが、システム費用は決定しているので変更できない。業務運営費はすでに30%カット(4億円)して節約に努めている。
人件費は役員報酬の20%カットが決定、職員の給与体系は組合との交渉ごとも含めて見直しに着手する。
職員60名のうち10名程度の希望退職(勧奨退職を含む)を募る。公の機関のリストラ強硬は商品先物業界の深刻さを物語っている。 |