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東工取、株式会社化、総会で可決
法人限定で、増資引受け先を勧誘する
東京工業品取引所は29日、臨時総会(会員総数96名のうち84名出席)を開催し、会員商品取引所から株式会社商品取引所への組織変更(株式会社化)について可決した。これにより意思決定が一層迅速になり、機動的な資金調達が可能になることが期待される。
今後のスケジュールは、組織変更後の株式を発行するにあたり増資による資金調達(37億円、普通株式250万株発行)が計画されている。
増資の引受け先は不特定多数の個人は対象から外し、会員のほか、銀行、金融商品取引業者(第一種金融取引業者に限る)、保険会社、その他に取引所が指定する法人を対象とする。一社の出資金は1億円以上、2億円未満(5%ルールの適用による)。
7月30日金融庁に有価証券届出書の提出、8月1日から10月24日までに増資の勧誘、増資引受け先の社内手続きを行う。9月30日に増資の株価が確定し、10月1日に訂正した有価証券届出書を提出する。10月27日から11月7日までを増資の申込期間とし、11月17日を増資の割当て、同19日を増資の払込期日とする。
会員に対する株式の割当ては組織変更日前日(予定では11月30日)。
11月下旬に主務大臣の認可申請、30日までに認可予定。このスケジュール通り進むと12月1日に日本初の株式会社商品取引所が誕生する。
東工取の南學政明理事長は「アジアの戦略的な商品取引所を目指すために、株式会社化して市場の発展、市場参加者の発展を図っていく。待ち(守り〉の姿勢では市場の発展は困難、攻めの姿勢で競争力強化に挑んでいく。株式会社化は衆目の監視を受けることになるので、緊張を持った取引所運営を行い、上場も検討している。明るい未来を切り開くために必要なもの」と、先行きへの期待を滲ませた。取引所の発展は、市場の拡大への道でもある。 |