平成20年
7月7日(月)
(毎週月曜日発行)第946号
発行所 有限会社 先物ジャーナル社
発行人・米良 周 編集人・高橋 伸幸
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◇東証に金ETF上場 東工取はへッジ玉の対象に認定
◇“めらの目”タバコ屋さん復活で考える
─対面営業の原点ここにあり─
◇“先物寸言”札幌高裁民事部判決 (08年1月)に異議あり
◆岡藤HD、投資運用業を開始
◆豊、オリエント証券の買収断念
◆人事異動 ・農林水産省 ・日本商品清算機構 ・フジF
・東京穀物商品取引所 ・小林洋行 ・第一商品
◆投機家が最初に下落に賭けよう
東証に金ETF上場
東工取はへッジ玉の対象に認定
東京証券取引所は30日、金価格に連動した上場投資信託(ETF)「SPUR(スパイダー)ゴールド・シェア」を上場した。初値は9790円、設定口数は1億9260万口で初日に4万口強の売買が成立した。
売買単位は50口(5オンス相当)なので最低投資資金は50万円相当になる。昨年には大証で野村證券が金債券に連動した金ETFを上場するなど、商品価格に連動した商品開発がどのように発展するか中もしされている。
東京工業品取引所は金ETFの上場を契機に、ヘッジ玉の対象に「商品現物型ETF」を追加、ヘッジ玉の申請対象者として「商品現物型ETFの取扱い業者」を追加した。
この結果、[SPUR ゴールド・シェア]はヘッジ玉の対象となり、その取扱い業者はヘッジ玉の申請対象者に取り扱われ、その保有分はヘッジ玉として建玉制限数量とは別に建玉することができる。
これまでは証券市場からの玉の還流など想定もされなかった。金ETFの普及によって金融マネーが商品の実物市場になれ親しんでくると、取扱高が増大すれば必然的に現物ヘッジの必要性も高まる。証券と商品両市場の相乗効果に期待したい。
◇6月出来高は450万枚、前月比14%増
根強い貴金属人気、農産物市場の復活に期待も
商品取引所連絡会が集計した6月の出来高合計は450万7486枚、前月比14.51%増であった。15年ぶりの低水準に落ちた5月からはやや持ち直したが、まだ採算割れの状況から抜け出せてはいない。
品目別では、金の独走が続いているが100万枚の大台回復にはいたっていない。金ミニ取引が前月比41%増の48万枚台にシェアーを伸ばしている。白金などを含めた貴金属4品で出来高全体の48%を占めるなど、貴金属人気の根強さが伺える。
農産物市場はトウモロコシを中心に活気を取り戻「ているが、NOn−GMO大豆の落ち込みをカバーするにはまだかなりの時間が必要か。
取引所別では、トウモロコシ人気の相乗効果で関西取が前年同月の2倍近くまで出来高を増やした。全体に占める割合が1%に満たないため話題にもならないが、一市場に玉が偏在するよりも市場間鞘取りやへッジなど幅広く活用できるので、この傾向を持続して欲しいものだ。
(2008年7月7日―第946号)